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農業の労働保険と社会保険の適用はどうなりますか?
農業の労働保険と社会保険では、法人事業か個人事業かといった事業形態によって、また個人事業においては、労働者の人数によって、適用に違いがあります。
労働保険や社会保険は、従業員がケガや病気、出産、失業などをしたときに国が保険給付をする公的保険制度ですので、従業員に安心して働いてもらうために不可欠なものです。
農業の労働保険の適用
農業の労働者の労働保険の適用について、個人経営の場合は、労働者が常時5人未満の場合には、「暫定任意適用事業」といって、原則として任意加入となっています。労働者が常時5人以上いる個人事業と法人事業は、労働保険は強制適用です。
農業の社会保険の適用
農業の労働者の社会保険の適用について、大きく個人経営の事業と法人経営の事業に分けると個人経営の場合は、国民健康保険と国民年金に加入し、法人経営の場合は、健康保険と厚生年金に加入することになります。
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